2004 spring & summer paris Haute couture collection

part1 ゼロから夢の舞台へ

パリが認めた高いデザイン性、世界の“シェーナ・ドゥーノ”

今から溯ること3年半前。
株式会社クラウディアの創業30周年記念特別企画として、2004年1月20日にフランスで開催された、『2004春夏パリ・オートクチュール・コレクション』に初めて「シェーナ・ドゥーノ」を出展しました。現地の新聞、ドゥ・ディマンシェ紙でも期待の新人デザイナーとして大々的に紹介され、海外のジャーナリストからも大いに注目を集めたうのさんですが、特筆すべきは、ファッションの都パリが認めた高いデザイン性。「シェーナ・ドゥーノ」が世界に羽ばたくターニングポイントとなる、一大ムーブメントを引き起こしました。
パリ・コレとは、ファッションに携わる者にとって最高の夢。しかし、シェーナ・ドゥーノスタッフたちはその喜びに浸ったのもつかの間。その瞬間から真のデザインを世に輩出するという、本物であるがゆえの苦労が始まったのでした。
オートクチュールの基本はすべて手作業であること。ミシンを使用することが出来ないため、コルセットも手作業で作らなければなりません。そのため、パリからオートクチュールの先生を招き、チーム全体が勉強する事から始まったのです。また、デザイン画からドレスを創ることは同じでも、着用するのは日本人女性と全く異なるスーパーモデルたち。身長190cmのどのあたりがバストで、信じられないくらい細いウエストはどのへんなのか?日本の一般的な女性が着るウエディングドレスとはバランスが異なるため、生地の使い方や作り方も全く違うのです。

パリ オートクチュール コレクションパリ オートクチュール コレクション

「シェーナ・ドゥーノ」を製作している株式会社クラウディアの創業30周年記念特別企画として、2004春夏パリ・オートクチュール・コレクションに「シェーナ・ドゥーノ」を出展。

「シェーナ・ドゥーノ」を製作している
株式会社クラウディア
もっと詳しく知りたい方は…

KURAUDIA
初めての問題に直面し、世界のトップコレクションの厳しさを認識したスタッフたち。 しかし、さすがチーフデザイナーを務めるうのさん。彼女はそんなスタッフたちに的確なアドバイスを与え、制作チームの心はうのさんと一心同体に…。そして、いよいよ「ゼロから夢の舞台へ」チーム全体の魂と肉体がひとつになったコレクションの制作が始まったのでした。
たぐい稀なる感性を持つうのさんと、精鋭デザインスタッフの創造力&表現力が結集した結果、伝統あるパリ・オートクチュール・コレクションで、世界のファッションジャーナリスト達に、そのデザインと完成度の高さを絶賛された『シェーナ・ドゥーノ』コレクションが完成!その後、日本で行われた凱旋帰国ショーでは、外国人モデルを起用したいつもと違う雰囲気の演出で、会場からは驚嘆と拍手が沸き起こりました。余りにもゴージャスでいて、ノーブルなコレクションにお客様は拍手の大喝采!イベントは最高に盛り上がりました。「一年かけて死にものぐるいでやりましたよ。途中で『もうやめる』って言ったくらい。レベルの低いショーをやっても仕方がないですからね。それでも、スタッフ一丸となって頑張ったから結果は大盛況でしたよ。本当に嬉しかった!」パリ・コレの時の事をこう語るうのさんは、自信に満ち溢れ最高に輝いていました。